6月16日に届いた iPhone 12 mini は前機種の iPhone XS から、今日までにほぼ移行できました。
販売好調なiPhone12ファミリーでも、miniは 社が売上不調と認めるほどマイナーと承知で購入。
スマホ歴を振り返ると、何度か小さなスマホを持つ → 大きめに戻る、がありました。
ガラケーから初めてスマホにしたのも、Androidの「SH-07D」。
当時でも若者対象でコンパクトな筐体が売りでした。
2016年4月には、5s → iPhone SE と小型機を変更しました。
そもそも小さな筐体にこだわるのは、パンツのポケットに大きな物を入れるのが苦手だからです。
小さくて軽いとポケットにあることはもちろん取り出すと忘れてしまうのに、ゴロゴロする物は気になって仕方がない。
この矛盾は自分でも不思議でしたが、発達障碍と診断されて理由が分かりました。
軽くて小さなモノは、ポケットの中に「無い」と脳に認識されるため当然ポケットから出しても認識できず、どこかに置いてしまうと、「iPhoneを取り出した記憶もないのにポケットに入ってない」という状態になります。
つまり、一定以上の重量(経験上、150グラム前後)のゴロゴロ感がないと「ポケットにモノがある」と認識できないのです。
こんな背景から小さなスマホを探し続けていますが、当時は別の原因から「字が小さくて読めない」と SE を5か月で手放して、7Plus という自分史上最大の iPhone に変更して、さらにその1年2か月後に X へ変更しました。
SE と 7Plus を手放した理由はどちらも「字が小さくて読めない」でした。
7Plus の大画面でも字が小さかった??
これは、解像度の問題でした。
改めて3機種のディスプレイを比べると、
SE:1,136 x 640ピクセル326ppi
7Plus:1,920 x 1,080ピクセル401ppi
12 mini:2,340 x 1,080ピクセル476ppi
つまり、SE や 7Plus は解像度が低いため、拡大しない限り「字が読めない」ことは解決できなかったのです。
(すでに老眼でしたが)
150グラム以上の iPhone には「ゴロゴロ感」がつきまといますが、iPhone 12 mini は133グラムなので開放されます。
同時に、どこかに置き忘れるリスクも発生しますが、そのときは「iPhoneを探す」機能に頼ることにします。
自分の脳を自分で信じられないのが発達障碍なので、他に使えそうなモノやサービスには躊躇せず頼ることにしました。
できないことは自分以外に委せよう!と思えるようになったのは、診断を受けたメリットのひとつかも知れません。
重量と解像度の2つの課題をようやく解決できたので、今度は「筐体が小さくても文字が読めるサイズ」に縛られることもなさそうです。